以下のように新潟代数セミナーをハイブリッド形式(対面+Zoom)で行います。
2講演あります。皆様のご参加をお待ちしております。
対面で参加予定の方(講演者を除く)は、hoshi @ math.sc.niigata-u.ac.jp
(星)まで、事前にお知らせ頂けますと大変ありがたいです。
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日時:2025年7月7日(月) 14:45〜16:15
場所:新潟大学理学部A棟523室(大セミナー室)+ Zoom
講演者:高橋 剛(新潟大学)
タイトル:平面曲線に対する準ガロア点の個数と分布について
アブストラクト:
今回は、共著論文Satoru Fukasawa, Kei Miura, and Takeshi Takahashi,
Quasi-Galois points, II: Arrangements, Journal of the Mathematical
Society of Japan(掲載予定)の内容をご紹介します。論文は、日本数学会
のウェブサイトにて現在閲覧可能です。平面代数曲線に対して射影を考えて、
その射影から誘導される関数体の拡大がガロア拡大となるとき、その射影の
中心点をガロア点と呼びます。今回取り上げるのは、この条件を少し弱めて
定義される準ガロア点です。射影の各ファイバを保つような非自明な自己双有理
写像が一つでも存在する場合に、その射影の中心点を準ガロア点と定義します。
この準ガロア点について、標数0の代数閉体上に定義された次数4以上の非特異
平面曲線を対象に、その個数や分布の特徴を詳しく調べました。本発表では、
その主な結果と、証明の一部、具体例についてご紹介いたします。
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新潟大学理学部は五十嵐キャンパスにあります。
五十嵐キャンパスへの交通アクセス・キャンパスマップは
以下をご覧ください(理学部棟は中央のN1の建物です):
http://www.niigata-u.ac.jp/university/map/ikarashi/
新潟代数セミナーのWeb page:
http://mathweb.sc.niigata-u.ac.jp/~hoshi/NiigataAlgebraSeminar-j.html
世話人:伊東良純、小島秀雄、高橋剛、橋詰健太、星明考
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