以下のように新潟代数セミナーを行います。
2講演あります。皆様のご参加をお待ちしております。

※5月の新潟代数セミナーは森重文氏の講演会のためお休みしました:
https://www.sc.niigata-u.ac.jp/sc/info/symposium2019.html
https://www.sc.niigata-u.ac.jp/sc/info/symposium2019_fin.html

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日時:2019年6月21日(金) 16:30〜18:00

場所:新潟大学理学部A棟523室(大セミナー室)

講演者: 長谷川 寿人(新潟大学)

タイトル: Rationality problem for norm one tori

アブストラクト: 
代数的トーラスの有理性問題について,最近得られた結果を報告します.
この問題はガロア逆問題とも深いかかわりがあり,有理性を弱めた安定有理性,
レトラクト有理性という概念が重要になってきます.
代数的トーラスの安定(レトラクト)有理性は,指標加群のflabby resolutionを
調べることに帰着されます.
本講演では,代数的トーラスの中でも特にnorm one torusについてお話します.
星明考氏と山崎愛一氏によって,10次以下のnorm one torusの安定有理性,
レトラクト有理性の分類がいくつかの例外を除いて得られていました.
講演者は,flabby resolutionを繰り返し用いるというアイデアを用いて,
10次で未解決であったA5xC2に対する安定有理性,さらには12次, 14次, 15次の
norm one torusの安定(レトラクト)有理性の分類に成功しました.また,5つの
マシュー群や次数が2冪の場合の非有理性に関する結果も報告します.
星明考氏(新潟大学),山崎愛一氏(京都大学)との共同研究(arXiv:1811.02145).

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講演後、懇親会を行います。参加予定の方は
hoshi @ math.sc.niigata-u.ac.jp
(星)までお知らせ頂きますよう、お願いします。

東京方面からお越しの方は、
11:40東京発の上越新幹線に乗って頂ければ間に合います。
東京--(上越新幹線)--新潟--(JR越後線)--新潟大学前

新潟大学理学部は五十嵐キャンパスにあります。
五十嵐キャンパスへの交通アクセス・キャンパスマップは
以下をご覧ください(理学部棟は中央のN1の建物です):
http://www.niigata-u.ac.jp/university/map/ikarashi/

新潟代数セミナーのWeb page:
http://mathweb.sc.niigata-u.ac.jp/~hoshi/NiigataAlgebraSeminar-j.html

世話人:小島秀雄、高橋剛、星明考
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