大 好 き な 曲


   苦しいとき,楽しいとき,辛いとき,嬉しいとき・・・普通のとき,いつも音楽がそばにいた。 これから
   生きている間にどれだけ音楽を聴くことができるだろうか?どれだけとりこになる曲に出逢えるだろうか?
   西欧古典音楽が中心だが,それ以外にも沢山心惹かれる曲がある。
   暇を見てこれまで出逢った大好きな曲を紹介します。


1.長い間にわたって大好きな曲

 
  これは余りに沢山ありすぎてとても全部は書けない,すこしずつ一部を書きます。
      Bach, Mozart, Beethoven, Schubert, Chopin, Schuman, Bruckner, Brahms, Tchaikovsky,
      Mahler, Sibelius・・・などなど

      one of the most ということで
   Beethoven の交響曲第3番「英雄」




2.最近出会って大好きになった曲

      すぐ近くにいたのに,縁が無くて長い間出逢えなかった曲。そういった曲の中にときどき,というよりし
    ばしばすごく惹かれるものがある。そうすると,かなり長い間その曲のとりこになって,毎日毎日繰り
    返し聞かなければすまなくなる。しばらくそのCDと一緒の生活が続く。しかしやがて他の演奏家の
    ものも聴きたくなってくる。どんな異なる表現をするのかこれもまた興味津々。ただ余り有名でない
    曲は演奏者も取り上げる機会が少なくCDも少ない。

  1.Stabat Mater (スターバト・マーテル)
        Dvorak 作曲  

     これは新宿のディスク・ユニオンで少し時間をかけて何か掘り出し物は無いかと調べているとき
    下記のCDに偶然出逢ったものである。
    「悲しみの聖母」と訳される,キリスト受難の際の聖母の悲しみを歌った詩にドボヴォルザーク
    が作曲したものである。ドヴォルザークが3人の息子を事故と病気で失ったあと, 1876-77 にかけて
    作曲したものである。清らかに美しく,はかないが,しかし時に情熱的にいかにもドヴォルザークらしく,
    宗教曲といえども,ところところボヘミヤの情緒がただよう。
       特に後半が印象的だ: IX では
      All my heart, inflamed and burning,
      Saviour, now to Thee is turning:
          Shield me in the Judgement Day.
      という歌が特に印象的でせつない(これは英訳,言語はラテン語)。

    CDは
    Rafael Kubelik 指揮
    Symphonie-Orchester des Bayerischen Rundfunks
        Chor des Bayerischen Rundfunks,  Edith Mathis, soprano 他
    このCDに一緒に収録されている Legends がまたとてもすばらしい!

    ちなみに, Stabat Mater は ドヴォルザークのほかにパレストリーナ,ベルゴレージ,ヴィヴァルディ,
    ロッシーニやハイドンも作曲している。